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今様に 奥の細道 あやかりて 芭蕉いたわる 地蔵の足に 氷雨かな |
深 川 |
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川風に 吹かれて立ちし 大橋に 翁発つ 思い出橋や 冬景色 千住来て 名代の茶店の 葛餅を 葛餅を 食べて翁と ひなたぼこ |
千 住 |
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音立てて 煎餅ほおばる おちょぼ口 相客の 煎餅談義や 寒椿 古を 今に伝えて 綾瀬川 泊りなむ 松に木枯らし 旅衣 |
草 加 |
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降り止みし 雪の上しるす 足跡を 足跡を 数え忘れし 雪路かな だれ迎う この寒き日に 立待ちぬ 雪になりて 西行の影 偲ぶ松 |
春日部
永福寺 |
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思川の 堤の野焼き 夕されば 霜焼けの 姫の手かばう 糸車 |
室の八嶋 |
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野路三里 今市あたり 宿とりて 疲れ癒す 一杯の椀 蕗の薹 |
今 市 |
（２）
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